それじゃあB型の俺から少し言わせてもらおう。

血液型の話で盛り上がるのって大抵飲み会の場だったりするので、みんなそれぞれが思っているほど本気にはしてないんじゃないかと。単に誰々は何型だ、とかいって遊ぶ為のツールでしかなく。

うたダ

皆が皆そうだったらいいんです。
しかしそういうものでもありません。
例えば結婚紹介所でB型は不利です。*1
例えば就職でB型は不利です。*2


そういえば踊る!さんま御殿でこんな回がありました。
『B型男vsワケあり女!のマジトークバトル!』
その中ではこんな事が言われていました。
「B型は人間じゃない」
「B型は空気読まない」
「B型はデリカシーがない」
「B型は裏表がない。だから、思ったことを平気で言ってしまう。で周りの人は、傷ついてしまう」


心理学者の菊池聡さんは次のような事を言っています。

「あなたは純粋な日本人ですか?先祖はどんな人ですか?どんな家柄の出身ですか?」
もしも初対面の人からぶしつけにこんな質問をされたら、あなたはどう思うだろうか。おそらく相手の意図をはかりかねて困惑してしまうに違いない。まあ、愉快な気持ちはしないだろうが、そこは人付き合い、我慢してありのままを答えたとしよう。すると、「なるほど。それで、だいたいあなたがどういう人物か見当がつきます」などと言ってくる。いよいよ無礼な話だが、さらに、「へえ、純粋な日本人じゃないんですね。じゃあ、僕とは相性が悪そうですね」などと言われたら、激怒するか相手を軽蔑するかのどちらかであろう。

:超常現象の心理学―人はなぜオカルトにひかれるのか


ちょっとわき道にそれましたが、ネットでも調べればこのようにかなりの数が出てきます。
それではここらへんで、そろそろ僕の経験談でも書きたいと思います。
そこまで酷い経験ではありませんが。


最初に思いつくのはやっぱり陰口です。
「そうなんだ。やっぱりあいつB型だからなあ」
「自己中だよな。あいつB型なんじゃない」
とかB型って事自体が、悪口になってるような気がします。
後は「今は机の上が汚いんだ」とか言うと、「まあお前B型だもんな」と返事をされたりもありました。
つらかったのは血液型を聞かれて、B型と正直に答えたら嫌な顔された時ですね。


そういう「B型だから」とか言われた後って、どうしようもできないんですよ。
もちろん肯定はできない。
でも否定すると「えー。でもお前って〜〜じゃん。やっぱりB型だよ」だとか言われて、否定のしようがないんですね。
バーナム効果だなんだと言ったところで、その瞬間から空気が読めない子に早変わり。
「B型だから」と言われてしまうと、なんとも言い返すことができないのです。


そんな事ばっかりでやっぱり血液型自体に、いい思いではないです。
最近では「血液型は?」と聞かれたら、大体は「わからない」と答えるようにしています。
もう正直に答えて嫌な顔されるのは、懲り懲りですからね!

*1:http://prescription.felista.jp/e413.html

*2:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312580318?fr=rcmd_chie_detail