東進の最強のビジネスモデル~東進が現役合格 予備校界No.1の本当の理由 ~
東進ハイスクールといえば、最近では「いつやるのか?今でしょ!」で有名となった林先生その他、よくやCMや広告などを打っています。今のテレビ離れと言われてる現代でも、電車の車内広告などで見たことがあるのではないでしょうか。
そのうたい文句は「東大現役合格No1」本当に東大にいけるのなら東進に行こうとも思えます。
しかしその東進ハイスクール。実はあまり評判がよくありません。私のリアル友達に聞いても「東進はクソ」という評価しか聞いたことしかありません。
実際にネット上の口コミを確認してみると……なんと東進ハイスクールが最下位なのです。
広告と現実の剥離……ここには実は秘密があります。
そもそも何故こんなに評判が悪いのか
東進の授業方法と言えば、予備校に行くとパソコンがあって、そのパソコンの映像授業によって授業を受けるという方法です。
もちろん質問できるように東進も配慮しているようなのですが、映像授業ならばもっと授業料を安くできるはずなのに、授業料が高い。ということ評判が悪いということのようです。
東進ハイスクール予備校、東大現役合格No1の裏側
それではなぜそんな状態でも、東大現役合格No1なのか……。
現在大学入学模試を受けると「優秀な成績をとると名前などを公開する場合があります。よろしいでしょうか」という意思確認をされることをご存じでしょうか?実は東進では優秀な成績をとった方に対し、「無料で授業を受けさせ」「東大合格率の東大合格の実績の足しにする」ことが行われているのです。
しかもそれは映像授業ではなく、生の授業……。一般生徒よりも力を入れていると考えても差し支えないでしょう。
つまり東進は……
東大合格No1という広告を打つことによって生徒を集め、その生徒から高額な授業料を取り、それを原資として、優秀な方に対し力を入れて授業を行い東大合格実績を増やす―――
ビジネスモデルとしてはとてもうまい……と言わざるを得ないでしょう。しかしこれは東進に限ったことではありません。塾、予備校など大体はこのことがまかり通っています。優秀な生徒に力を入れ、後は切り捨てる……。それが一番儲けることができるからです。
元塾講師からのお願いです。どうか皆さんは騙されないで。
塾や予備校は「使う」ところです。自分で勉強しわからないところを聞く。そういうところです。塾や予備校に頼りっぱなしは結局のところ成績は上がりません。
塾講師をやっていて思うことはお子さんを塾に入れてそれだけで安心してしまう方がとても多く感じられます。「勉強をしてくれないから塾に入れる」それではいけないのです。お子さんに勉強をどうして行わなければいけないか、理由付けを行いましたでしょうか?どうしてやらなければいけないのか。それがわからなければどうしても自分がやりたいことに興味が向いてしまうものなのですから。
それができないのなら「ただの金づる」になるだけですよ。と。